TOP > 広報えびちゅ「勝間田城址」

広報えびちゅ

July 2018
「ヱビスのおなまえっ」

おまけ編[WEB限定]

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勝間田川
山も、川の流れもなだらかです。海からの穏やかな風が、勝間田一族の豊かな時間を
運んでくるように感じられます。





勝間田公園の付近の川のようす

下流 一族のお墓がある清浄寺付近

勝間田公園
勝間田城址の川沿い南東側にある
ミヤマツツジが美しい公園。
勝間田川の向いの勝間地区には勝間田保育園や小学校があります。

乳母松跡の祠
乳母が、落城寸前の城から姫や子供たちを外へ連れて川沿いに海の方向へ逃げる途中に息絶えた場所です。その亡骸の上に松が植えられ大きく成長しましたが、今はなくなり祠だけが寂しそうに建っています。
仁田から静波へ向う県道沿い。静波海岸まであと2㎞弱です。

入口まで

県道233号線から入った町道に案内板が。
数台置ける駐車場にはお手洗いも。

周辺は見渡す限りのお茶畑。
製茶工場もたくさんあります。

舗装された山道の途中、振り返って見下ろした写真です。
遠くの山と山の間を新幹線が横切っていました。

無言で歩き続けます。

舗装があやふやになってきた先に
城跡入口の石碑が。

城 跡


城跡のある土地を寄附してくれた方への
感謝の石碑。


本曲輪
本曲輪の跡に建てられた祠。
その前に置かれた石灯篭には「 印野親和会 」の文字が。
御殿場市印野が昭和50年に奉納したものです。
この年は、勝間田城が落とされて500年経った年。
牧之原に眠るご先祖様への供養の石灯篭です。

雲海山 清浄寺
勝間田一族のお墓がある雲海山清浄寺は、静波海岸に近い道場地区にあります。
ここは今川軍を迎え撃った場所です。戦いのあと、縁者がその場で遺体を弔い、墓碑は散在していました。
のちにそれらを集め、もともと一族の供養塔のあった清浄寺で供養しています。
清浄寺以外にも、坂口の石雲院、中の長興寺、桃原の瑞昌院などに勝間田氏の位牌が残されているようです。


勝間田氏のお墓は、他の家の墓石が並ぶ
裏の山の一番高いところにあります。


お墓のある山から見下ろすと、
空と一体となった海が見えます。